
中国の展示会事情・・・その1
かなり時間が空いてしまいましたが、昨年11月に中国の深圳で行われた
C-Touchという展示会の施工に立ち会って来ました!
初めて中国の現場を見てきましたが
価値観の違いなのか、色々と日本とのギャップを感じました・・
1.仕上げの方法
日本では木工のブースを作る場合、ベニヤの上に経師紙を貼るのが一般的ですが
中国では様々な仕上げ方法がありました。
一番よく見かけたのは、ベニヤの上から水性塗装をする方法です。
高い所も長いローラーを使って塗装をしていました。
写真をよく見るとわかるのですが、塗装をしてから
塗り跡の凹凸をとるためにヤスリをかけているので、床に粉が溜まっています。
このようなブースが沢山あるせいか、会場の空気は白いモヤがかかっていました・・
中国ではマスク必須です!!
ちなみにこの方法は仕上がりもあまり綺麗ではなかったです。
恐らく日本人の感覚だとやり直しになってしまうところですが、これでもOKなのはやはり金額のようです。
中国では金額重視で、安ければ仕上がりが多少汚くても仕方ないという感覚のようでした。
2.パンチカーペット
日本だと、カーペットを敷いた後に、への字と呼ばれるプラスチックの縁でとめるのが一般的です。
しかし中国ではへの字がなく、ガムテープでとめていました。
ちなみに中国のカーペットは生地が薄く、フェルトのように柔らかいので
床下に配線を通すと線の跡がくっきり見えます!
足元も引っ掛かりやすいので注意が必要ですね。
お伝えしたいことはまだまだありますが、
長くなってしまいそうなのでその2で書きたいと思います!
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